KUKAの特長とは…?実際の導入事例を交えてご紹介いたします!

  • KUKA

世界中にはあらゆるロボットメーカーが存在しています。

産業用ロボットの導入を検討する際にまず問題となるのが、数多くあるメーカーの中から
「どのロボットメーカーを選べばいいのかわからない」という点だと思います。
産業用ロボットは決して安いものではなく高価であるため、

ロボットを導入する上でメーカー選びは非常に重要なポイントです。

そこで!今回のコラムでは、世界4大ロボットメーカーの1つ「KUKA」の特長について
ご紹介していきたいと思います!

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KUKAロボット最大の特徴は・・・

「剛性の高さ」・「軌跡精度の高さ」・「繰り返し精度の高さ」

他にも魅力はありますが、この3点が大きな特長となります。

KUKAロボットは剛性(加工精度の安定性、機械の頑丈さ、外力に対する変形のしにくさ 等)が高いのは
もちろんですがそれぞれのロボットに特性があり、その他にも高い能力・精度・様々な安全機能を備えています。

「ロボット導入事例紹介動画」の前半でご紹介した木材切断・搬送作業では正確な直進精度と剛性、
繰り返し精度の高さが作業に活かされています。
そのため、厚みのある木材をまっすぐに切断し、切断した木材を決められた位置まで正確に運ぶことが可能です。

木材を切断しているKUKA KR60HAってどんなロボット?

 
・高精度のレーザー用途向けロボット(溶接・切断 等)
・精密機構と大きなリーチを兼ね備え、指示した軌道を正確に辿ることができる
・広いワークレンジ、省スペースで設備導入コストを最大限低減

〈特長〉高精度・省スペース・効率性・作用力に最適

さらに・・・!!

 

従来のロボット

KUKAロボット

従来のロボットでは綺麗な軌跡を描くことは不可能とされてきましたが、
KUKAロボットは他メーカーよりも線をたどる点の数が多く、滑らかに動作することができます。
点の数が多くなるとどうしても加工時間が長くなりがちですが、KUKAロボットならよりスムーズに、
スピーディーに加工することができます。
さらに、KUKAロボットには「KUKA.CNC」というKUKA独自のソフトウェアがあり、
マシニングセンター同等の高精度輪郭制御を搭載しているため、より精度の高い加工に対応します。
またNCデータでの動作が可能で、NC制御に使われるGコードをロボットの制御をする言語に
変換することができます。

こちらの「アセンブリロボットシステム」では、5つのKUKAロボットが作業を行っています。
① ワーク搬入パレタイジング(右奥)・・・ストックされた木材ワークから1つずつ運び出す
② スタート品質カメラ画像検査(左奥)・・・ライン投入前に材質の欠損・ヒビ・割れがないかカメラで画像検査
③ 金属部品アセンブリ組付け(中央)
・・・パーツフィーダーから送られてきた金属部品をロボットのトルクのみで圧入
④ 木材穴あけ加工(右前)・・・正確な穴位置に最大Φ25または段付き穴をドリル加工
⑤ 最終品質カメラ画像検査(左前)・・・最終アセンブリされたパーツのカメラ画像検査

KUKAはこの他にも製品ラインアップが豊富で、様々な可搬重量やリーチを持つ多数のバリエーションの
産業用ロボットを提供しています。
そのため、お客様のニーズに合わせてロボットを選定していただくことが可能です。

KUKAロボットに関するお問い合わせ・ご質問等は弊社までお気軽にお問い合わせください。

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