企業情報COMPANY

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  1. 代表あいさつ・理念・ビジョン

    Greeting / Philosophy

  2. 会社案内

    Company Profile

ソフトウェア

Fusion360 ロゴ

CAD/CAM System for Molds & Dies

CAM-TOOLはサーフェスモデリング機能を備え、CADデータをインポートしたからNCデータの出力まで行うCAD/CAM一体型のハイブリッドCAMシステムです。IGESやSTEPなどのモデルデータをダイレクト変換し形状処理、CAM用モデリング作業に対応する高機能なモデラ（曲面処理・形状評価・編集機能）を搭載。

穴あけ・2軸半（等高線状の2.5次元加工）から3軸（面沿いなどの3次元加工）更に5軸加工までツールパスを作成できます。3DCAMエンジンはハイブリッドCAM（ポリゴン演算、サーフェス演算）により高速、高精度、高効率な加工を実現。

CAM-TOOLの特徴CAM-TOOL Features

モデリングから同時5軸加工まで金型加工を「広く」、「深く」、「強力」にサポート

  • 高精度サーフェスCAMエンジン High-Precision

  • モデル形状を正確に再現する、高精度ツールパス計算
  • 一般的にCAMで多く使われているポリゴン演算は、CAD上でモデリングされた3形状をポリゴン形状化（多角形近似）してツールパスを作成するため、CADデータとの誤差（指定精度分）が発生し、工具経路計算時の再現精度を低下させる特徴があります。CAM-TOOLサーフェス演算は、曲面形状に工具を接触させる独自アルゴリズム計算によってツールパスを作成、工具経路計算時の座標再現精度の低下を抑制します。
  • polygon vs surface

precision１

均一な構造点間距離を持つカッターパスによる切削では、形状曲率が大きい箇所や急激に変化する箇所において大きな削り込み（ダレ）や削り残しが発生し、形状再現性の劣化を招く場合があります。

precision2

CAM-TOOL では、形状曲率の大きさや変化率に対応し、独自アルゴリズムによるカッターパス構造点の再配置計算を行っています。これにより形状の起伏に合わせた構造点の配置が可能となり、形状再現性に優れた高精度なカッターパスの生成を実現しています。

  • ツーリングデータベース Tooling Database

  • 主要メーカの工具とホルダ、及び切削条件を管理する工具カタログ「Tooling DB」機能を搭載
  • ストック形状を認識した加工エリアの演算には、正確な工具やホルダ形状定義が必要となります。登録はカタログデータをWEBよりダウンロードすることで簡単に行える他、工具・ホルダ形状の図形取り込みも可能です。工具のシャンク形状は多段テーパーやR形状、ホルダーは多段ホルダーの定義が可能で、より正確な干渉チェックが行えます。
  • toolingdb

CAM-TOOLのシステムモジュールSystem Modules

形状評価・編集 | Base Module

  • 金型特有の形状処理に優れた、独自カーネルのサーフェスモデラー

  • フィレット半径情報・抜き勾配情報
    • 形状の凹フィレット半径や加工方向からの勾配を簡単に認識出来ることにより、工具の突き出し・シャンク形状の選定に役立ちます。
    • base2
    • base1
  • 曲面チェック・自動修正
    • データ変換で受け取った曲面の整合性を検証し、不正な曲面を検出、自動修正します。
    • curved surface check
  • サーフェスプラス（オプション）
    • ソリッドモデラーのように、曲面を「削除」又は「移動」した後の空間を自動的に「延長/トリム」で塞ぎます。手間のかかる金型用モデリング作業の工数削減に大きく貢献します。
    • surface plus

穴加工 & 2軸/2.5軸加工 | HOLE & 2.5D CAM

  • 3D　CAMと融合した操作環境で効率かつ安定な加工データを作成

  • 2軸/2軸半加工
    • 2軸/2軸半加工はワイヤーフレームの輪郭に対して複数の断面を指定してポケット形状や島形状を定義できます。また、曲面から2軸/2軸半で加工可能な平面と断面を認識しツールパスを作成します。加工モードにより径補正を利用することも可能です。
    • 2D
    • 2.5D
  • 穴あけ
    • 点・円はもとより、円弧・カーブ・曲面からも穴の定義が可能です。穴加工は、演算工程表上で2.5D・3Dとも一括管理され、R点最適化機能で安全かつ効率的な穴あけが可能です。
    • hole1
    • hole2

3軸加工 | 3D CAM

  • 負荷変動を抑制、高硬度鋼に対する安定した高速直彫り

  • 荒取り加工
    等高複刃荒取り加工
    • 任意のワーク形状や前工程のストックモデルを認識して、無駄のない等高線オフセット荒取り加工を行います。負荷軽減パスや緩斜面に対するZピッチ補間パスをはじめ、複合ラジアス工具に対応。複合Rを認識したパスと正確なストック形状を生成し、余肉を均一化した効率的な加工が可能です。
    • rough contour
    等高取り残し加工
    • 前工程の工具を指定して、検出された取り残し部分にのみ等高線オフセットパスを出力します。工具はボール/ラジアス/フラットエンドミルを指定することができます。
    • torinokoshi
    面沿い取り残し加工
    • 　前工程の工具が入り込めなかった稜線部・溝部といった未加工領域に、面沿いオフセットパス及び等高線パスを出力します。出力パスは傾斜角度によって変化し、緩斜面には等高線パスを作成します。
    • leftover
    等高線高効率荒取り（駆け上がり加工）
    • 負荷一定のパスにより工具の刃長を有効に活用した効率の良い荒取り加工が可能です。指定Zピッチで大荒を行った後、細かいZピッチで駆け上がる毎に負荷を考慮して平面ピッチを可変させることができます。
    • kakeagari
    ツーリング干渉回避
    • 指定したツーリング形状で干渉しない加工エリアを自動算出しツールパスを作成します。次の工程では未加工となった領域にのみツールパスを出力できるため、突き出し量ごとの加工データを自動で作成できます。等高複刃荒取り加工をはじめ、各種仕上げ加工モードに対応しています。

    プランジ荒取り加工 NEW
    • 一定ピッチでの工具軸方向突き動作の連続により、工具底刃を利用した切削を繰り返し行います。 切削時の曲げ荷重による工具のたわみが発生しにくく、重切削が行い易いため、深物や大物形状の荒取り加工に有効です。 操作性を向上した他、 ストック演算、領域指示、負荷コントロール、位置決め加工にも対応し、荒取り加工手法のバリエーションを拡大します。（Ver18.1より搭載）
    • roughing plunge
  • 部分加工
    複合面沿い加工
    • 複数の3次元曲面形状上の複数曲線にて領域を定義し、領域線なりの面沿い加工パスを作成します。意匠面加工等、キャラクタライン沿いに加工が行えます。
    • composite tracing
    面沿いオフセット加工
    • 形状の面沿いに、一定ピッチのオフセット切削パスを生成する仕上げ加工です。指定領域内の形状全体に対して一定ピッチかつ残り代がほぼ一定のツールパスを作成します。
    • trace offset
    基準面オフセット加工
    • 指定した曲面から（基準面）をオフセットし、形状との交線を基にツールパスを作成します。リトラクトが発生する等高線加工とは異なり、任意の曲面（基準面）に沿う周回のツールパスを作成できる為、加工面品質向上と加工時間短縮を実現します。
    • standard offset
    等高線高効率荒取り（駆け上がり加工）
    • 負荷一定のパスにより工具の刃長を有効に活用した効率の良い荒取り加工が可能です。指定Zピッチで大荒を行った後、細かいZピッチで駆け上がる毎に負荷を考慮して平面ピッチを可変させることができます。
    • kakeagari
  • 仕上げ加工
    等高線仕上げ加工/スパイラル加工
    • 高速・高精度加工に適したダウンカットでの等高線切削により、形状加工に求められる高品位な仕上げ面を実現します。オフセット切削の追加により、傾斜の緩やかな部分や水平面に対する加工にも対応。鋭角切削部に対するR挿入処理や角出し機能、スパイラル機能などの豊富なパラメータも用意され、仕上げや中仕上げ工程において、幅広く活用されています。

    • contour spiral finish
    水平領域加工
    • 指定された形状の水平領域をシステムが自動で検出・加工を行います。常にダウンカットで切削を行い、周回する（等高線）ツールパスを作成します。
    • water line finish
    取り残し加工
    • 前回使用した工具半径を指定し、自動的に取り残し部分を検出してその部分に対しツールパスを作成します。取り残し部分の加工は稜線の持つ角度に応じて、稜線に沿った加工、あるいは稜線に対して直交方向の加工になります。
    • leftover2
    非加工面・別仕上げ代面
    • 形状設定において、工具を接触させない面や、加工面とは別の仕上げ代に設定したい面を指定することにより、指定した加工部位に対する効率的な加工パスが簡単に作成できます。
    • separate finish

    s

5軸加工 | 5-AXIS CAM

  • 高精度はそのままに、3軸オペレーションで5軸加工する

  • 位置決め5軸加工
    割り出し作業
    • 位置決め5軸加工に必要となる加工方向の割り出し作業に対し、アンダーカットチェックや平坦部抽出、角度シェーディングなどのコマンドを搭載しています。割り出し方法の基準となるワーク平面の定義や登録、呼び出し、平面部も簡単操作で行えます。
    • fixed position
    多方向最適化
    • アンダーカット部分の表現を含めたシミュレーションや多方向から切削によるエアカット削除、干渉チェックなどの加工段取りをサポートする機能を搭載。2.5D/HOLE/3D CAMにおけるすべての加工モードに対応し、安全で効率的な位置決め5軸データを作成可能です。
    • multi-direction optimization
  • 同時5軸加工
    同時5軸変換
    • 3軸のツールパスに、工具方向の情報を付加する方法で同時5軸パスを生成します。スムージング処理が旋回軸/傾斜軸動作を滑らかなに制御します。
    • 5-axis change
    自動干渉回避
    • 傾斜軸・旋回軸により干渉回避を自動で行います。スムージング処理が傾斜軸・旋回軸動作を滑らかに制御します。
    • automatic crash detection
    同時5軸専用加工モード
    • アンダー形状部にもカッターパスを作成する専用加工モードも搭載し、様々な加工に対応します。
    • 5-axis specific toolpaths 1
    • 5-axis specific toolpaths 2
    多方向穴あけ
    • 多方向に配置されている複数の穴に対し、G01サイクルで加工するデータを一つのプロファイルで処理します。干渉チェック、切削シミュレーション、マシンシミュレーションに対応し安全で効率的なツールパスが作成できます。
    • multi-direction optimization

システム構成 / 要件System Configuration/Requirements

活用シーン
ビューア
モデリング
穴加工
2軸半加工
3軸加工
割り出し5軸
同時5軸
Base
Modeler
Postprocessor
HOLE
2.5D CAM
3D CAM
CL-Editor
位置決め5軸
同時5軸CAM

　必須　　選択

メインモジュール

  • BASE | 形状評価・編集
    CAM-TOOLの基本モジュール。IGES/DXF/STEP入出力、STL入力を標準装備しインポートしたモデルデータの検証・編集が可能です。工具選定に必要な情報など、 CAM工程に繋げる機能も充実しています。
  • Modeler | モデリング
    自由曲面の処理に優れた、独自カーネルのサーフェイスモデラ。2次元図面からのモデリング作業はもとより、インポートした3Dモデルデータの金型展開まで、柔軟かつ強力にサポートします。
  • Hole | 穴加工
    穴あけモジュール。プレート加工だけではなく、3次元形状への穴あけデータを作成することも可能です。
  • 2D/2.5D CAM | ２軸・２軸半加工
    金型製作に欠かせない2軸加工、2軸半加工機能を用意。ワイヤーフレームあるいは3Dモデルデータを認識した荒加工、側面加工、平面加工、輪郭加工が可能です。
  • ３D　CAM | 3軸加工
    豊富な加工実績に裏付けされた、3軸加工モジュール。高精度・高効率を誇るCAMエンジンにより、 工具の負荷変動を抑制した荒取り、中荒取り、仕上げ、取り残し加工などを実現します。 CLデータの最適化機能を標準装備しているので、どなたにも安心してご使用いただけます。
  • CL-Editor | CL編集
    CLデータ（カッターロケーションデータ）の確認・編集モジュール。カッターパスの経路確認、情報表示や、移動・コピー・削除などの編集機能を用意しています。
  • Post Processor | ポストプロセッサ
    専用ポストプロセッサ。数多くの運用実績があり、安心してCL→NC変換を行えます。
  • 位置決め5軸　CAM | 割り出し加工
    モデラ上で位置決め方向を指定した上で、2.5軸・3軸加工モードによる高精度な加工データを作成します。また、エアカット削除が行える多方向最適化機能を装備しています。
  • 同時5軸　CAM　| 同時5軸加工
    あらかじめ作成したツールパスを同時5軸に変換するほか、スワーフ加工機能、アンダーカット部位への加工など、同時5軸専用機能を用意しています。

オプションモジュール

  • トランスレータ |　データ変換
    標準搭載のIGES/DXF/STEP入出力・STL入力に加え、ダイレクトトランスレータを用意。 CATIA、NX、SOLIDWORKSなどの他社CADシステムとの間でシームレスなデータ連携を実現し、 IGESやSTEPによる変換では得ることのできない高度な変換が可能です。
  • サーフェイスプラス　|　Modelerオプション
    Modeler」拡張オプション。サーフェス上でソリッド系CADと同じような操作でモデリング作業が可能です。 曲面を削除（または移動）した後の空間を自動で延長／トリムで塞ぐ「面削除／面移動」をはじめ、 複数の曲面群を和、積、差（除）といった集合演算により組み合わせて複数曲面のトリムを行う「ブーリアントリム」、 円弧・曲線、曲面輪郭などの複数輪郭で囲まれた領域に対し曲面を作成する「フィル曲面」を搭載します。 サーフェスならではのハンドリングの良さと自由度が、手間のかかる金型用モデリング作業を軽減します。
  • ポリゴン編集 | Modelerオプション
    「Modeler」拡張オプション。非接触の測定データや加飾成形の金型形状、積層形状などから支給されるポリゴン形状の検査・修正及び編集が可能です。 外部システムに頼ることなく、サーフェス混在環境の下でCAM工程を構築できます。
    　※本機能はV15.1からのオプションです。
  • 電極作成 | Modelerオプション
    「Modeler」拡張オプション。ワーク形状から電極形状を一括で抜き出すことが可能です。抜出部穴埋め、移動電極、揺動オフセット（3D揺動／円揺動／角揺動）、台座の干渉チェック、 指示書作成など豊富な機能を搭載。放電加工機用EPXにも対応し、外部機器・アプリケーションと連携することができます。
  • シミュレーション | 3D　CAMオプション
    「同時5軸CAM」では、マシンシミュレーション（MS）を標準搭載します。CLベースによる干渉チェック(機械構造物・製品形状・治具・ツーリング）及び 各軸のストロークチェックが行えることで、ドライランの時間を大幅に短縮します。 また、干渉などが発生した際の手戻り工数も最小限に抑えることができます。

    • 特別仕様

  • Base Zero |　現場ビューア
    「CAM-TOOL BaseZero」は、CAM-TOOLと同じGUIを搭載したCAM用ビューアパッケージです。 設計やCAM部門から出された加工対象モデルやデータを受取り、形状・寸法・位置やカッターパスをはじめとした加工情報を現場端末で簡単に確認できます。 また、NCポスト変換機能を追加（オプション）すれば、CAM部門に依頼することなくすべて現場サイドでデータ出力も可能です。
    さらに、現場活用以外に発注元との仕様打ち合わせシーンでもご利用頂けるようにIGES、DXF、STEP入力も標準装備しております。
  • PARTS　| 部品加工向け
    「CAM-TOOL PARTS」は、部品加工においてニーズの高い穴加工や2.5軸加工をはじめ、3軸、位置決め5軸加工機能を絞り込み、 部品加工に求められる加工データの作成の効率化を実現します。加工済み領域をシステムが自動認識するため、CAM操作が初心者の方でも容易に無駄の無いNCデータを出力することができます。

システム要件

OS
Windows® 11
Windows® 10 (64ビット版)
※Windows 11は、Ver18.1からの対応
CPU
Intel マルチコアプロセッサ
RAM
16GB以上
HDD
80GB以上
VIDEO
Open-GL準拠：NVIDIA®RTX / Quadro 推奨
DISPLAY
解像度：1920×1080（推奨）
※最小 1280×1024 / 最大 3840×2160
表示スケール設定：100％（推奨）
その他ソフトウェア情報