世界有数のロボットリーディングサプライヤー
KUKAはドイツ・アウグスブルクに本社を置く、売上高約26億ユーロ(約3千3百億円)、従業員数約14,000人のグローバルオートメーション企業です。
1898年ドイツ・アウグスブルクでその歴史がはじまって以来、KUKAは「made in Germany」のアイデアとイノベーションの象徴となっています。
ロボットセル、自動車、電子機器、金属およびプラスチック、消費財、eコマース/小売り、
医療などの市場における完全に自動化されたシステムやネットワークに至るまで、
インテリジェントな自動化ソリューションの先導的な提供者としてグローバルなビジネスを展開しています。
KUKAの成り立ち
1898年 創設
1898年 ヨハン・ヨゼフ・ケラーとヤコブ・クナピッヒがドイツのアウグスブルクでアセチレンガスプラントを設立し家屋と道路用に費用対効果の高い照明運用を可能にしました。
しかし、創設後数年間で電気光源の普及が進みアセチレンガスの価格が急激に下落。
そこでKeller und Knappich GmbH(ケラー・ウント・クナッピヒ社、のちのKUKA)は新発明の酸素アセチレン溶接に基づき生産を拡大。
この時からKUKAは、常に溶接技術の新しいスタンダードを確立してきました。
その後、創設者であるヨハン・ヨゼフ・ケラー、ヤコブ・クナピッヒの名前と
アウグスブルクの地名の頭文字をとって
「KUKA – Keller und Knappich Augsburg」というブランドが誕生しました。
KUKAロボットの遍歴
1973年 産業用ロボットの先駆け「Famulus」
1973年 世界初の電気機械駆動式6軸型産業用ロボットを開発。
さらに1996年にはロボットメーカーとして初めてPCベースによるロボット制御を実現しました。
こうしてKUKAは産業用ロボットのパイオニアとしての歴史を刻み始めます。
2007年 6軸ロボットで世界記録
2007年 「KR 1000 TITAN」が可搬重量1,000 kgの壁を突破。
“世界最強の6軸産業用ロボット”として、ギネスブックに掲載されました。
3年後の2010年には「KUKA KR QUANTEC」がその比類ない可搬重量範囲により発売からすぐに世界的で最も売れているロボットとなるなど、
KUKAロボットの活動はあらゆる国や地域へ広がりを見せ、
“世界4大ロボットメーカー”と呼ばれるまでに発展していきました。
2013年 世界初のヒューマン・ロボット・コラボレーション(HRC)認証
2013年 高感度で直接的な世界初のヒューマン・ロボット・コラボレーション(HRC)認証の協働ロボット「LBR iiwa」が誕生。
LBR はドイツ語で「軽量構造ロボット」(Leichtbauroboter)
iiwa は英語で「知的能力を持った産業用作業アシスタント」(intelligent industrial work assistant) を意味します。
人の腕に限りなく近い感覚で複雑な動きをつけられ、微妙な力加減が必要な作業にも好適。
さらに各軸トルクセンサを搭載し、安全な人とロボットの協調作業を実現した「LBR iiwa」は、現代のロボット業界に革命をもらたしました。
誰もが簡単にオートメーションを利用できる未来へ
オートメーション(自動化)は、現代の最も重要な流れの一つです。
KUKAは長年築き上げてきたグローバルネットワークと最先端のロボティクスの専門知識を駆使し、
この世界的なシフトへの対応を日々進めています。
よりシンプルで、直感的に。
誰もが簡単に利用できるオートメーションを目指して、KUKAはさらなる歩みを止めません。